鳥越俊太郎さんと母親たちとの懇談

今日は東京都知事候補の鳥越俊太郎さんと母親たちとの懇談に参加してきました!

集まったのは、待機児童の壁にぶつかり、この春に立ち上がったママたち、そしてこの3月に都内の認可外保育所で相次いであかちゃんが亡くなった事故のご遺族の親御さん方。
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お子さんを亡くされた親御さん方のお話は壮絶でした。。中央区の事業所内保育所で息子さんを亡くしたママさん、息子さんはうつ伏せ寝にさせられて、見守りもない中で2時間も放置されたことなどが自分たちの聞きとりでわかったとのこと。

大田区の認可外保育所でお子さんを亡くしたというご夫婦からは、娘さんが暖房がきいた部屋で厚い上着を着せられたまま毛布までかけられ、ミルクも飲ませられないままだったこと、そしてわけもわからないまま、病院でたくさんチューブをつながれた状態の娘さんと対面することになった、と。まだ気持ちの整理もつかない、だけど闘わなくちゃいけないと思って、今日ここへ来た、と声をふりしぼっておられました。その苦しみはいかほどかと、涙なしには聞くことはできませんでした。

ベテラン保育士と聞かされていた70代の園長は、資格のないただのおばあさんだった。その園には保育士が1人もいなかった。そんな杜撰な園が、まだ営業しているんです、と。

なぜそんなことが起きるのか。その園だけの問題じゃない。保育士の配置基準をゆるめて、詰め込みをすると、泣いているあかちゃんに向き合うゆとりがなくなり、泣けないように、力尽きて眠るように?うつ伏せ寝にさせてしまう実態がある。個人の問題ではなく、そんな保育園をつくってしまっているところに問題がある!事故当事者のママさんは、そうはっきりと指摘しました。そして、みんなが入れるように、認可保育園をちゃんとつくるべきだと要望されました。

保育の基準の緩和、切り下げなんて許さない!!「これ以上、犠牲者を増やさないで」と書かれたフリップが胸に突き刺さりました。

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待機児童の壁にぶつかったママたちからは、アンケート調査の結果、保活がいかに大変か、また保育園に入れずに仕事を辞めざるを得ない状況があることなど話されました。認証保育所に入ったけど、保育料が高くて続けられずに仕事をやめたというママさんからは、認可保育園をちゃんとつくってほしい、と要望。

大田区、江東区、板橋区、文京区、足立区と広範から集まったママたちからのお話がありました。

私からも、足立で行なったアンケート調査で、認可保育園への入園を望む声が8割以上もあること、これが親の一番の要求であり、この声に応える都政にしてほしいとお話しさせていただきました。

鳥越さんは丁寧にじっくりと、母親たちの声を、聴いてくださいました。保育士の配置基準のこと、認可保育園のニーズがもっとも高いことなどを受け止めてくださいました。

鳥越さんには、この忙しい選挙戦のなかで貴重なお時間をいただいて本当に感謝です!
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ご尽力くださった民進党の山尾しおり衆議院議員と日本共産党の田村智子参議院議員にも感謝です!

この声を反映する東京都政をみんなの力で!!

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