安心して、笑顔で、子育てできる東京都にしたい――私はその思いで、政治に働きかけてきました。
きっかけは、わが子が待機児童の問題にぶつかったことでした。足立区で1000人以上の子どもが認可保育園に入れない状態だったのに、その増設の計画がありませんでした。
「これは放っておけない」という思いで、ママ友たちと2011年に認可保育園の増設を求めて声をあげ、首都圏各地に運動が広がりました。その声にこたえて、区議会、都議会、そして国会でも訴え続けていたのが、日本共産党でした。
どんな分野でも、日本共産党の党員や議員の方々が、都民・国民に寄り添ってがんばっている姿を見て、私もいっしょに国民に寄り添う政治に変えていきたい、と思うようになりました。
都議会議員になってからは、保育や子育て、都営住宅やコロナ支援対策、日暮里・舎人ライナーの改善や痴漢対策、平和の発信などに取り組んで、一歩ずつ前向きな変化をつくってきました。
最近、大きな変化となったのが、学校給食費や高校授業料の無償化、シルバーパスの負担軽減です。どんなに与党が反対してはばんでも、都議会野党第一党の日本共産党があきらめずに、都民のみなさんの声とともに論戦し、共同を広げ、実現に道を切り開いてきました。日本共産党が伸びれば、必ず政治は変わります。
東京都政は巨大な利権政治の象徴だと感じています。神宮外苑再開発、プロジェクション・マッピング、晴海選手村、築地再開発…。都民不在で、利権政治がすすめられています。
こうした無駄遣いこそなくして、都民の暮らしに寄り添う都政に変えたい。企業団体献金を受け取らない日本共産党だからこそ、利権のための政治ではなく、都民一人ひとりのための政策を訴えることができます。
若い世代も、現役世代も、お年寄りの皆さんも、安心して笑顔で住み続けられる東京都を、みなさんといっしょに実現していきたいです。
東京都議会議員 斉藤まりこ