「子どもたちに充実した学びを届けたい」。文教委員として学校の改善にとりくみ、さまざまな前進がありました。
2018年の猛暑で、体育館で授業中に生徒が救急搬送されることが起こりました。そこで、私たち日本共産党都議団は、小中学校の体育館へのエアコン設置を都が補助する条例を、提案しました。その後、東京都は公立学校への補助制度をつくりました。長年、日本共産党都議団が求めてきたことが、ついに実現しました。
足立区ではこの補助をうけて、2020年度にはすべての小中学校の体育館にエアコンが設置されました。
さらに私は、文教委員会で、私立学校の校長先生から頂いたお手紙を紹介しながら、私立学校にもエアコン設置の補助をと訴えました。この要望も、2021年度予算に反映され、私立学校でも実現への道が開かれました。
コロナ禍のなか、経済的に困窮して生理用品が買えなくなる「#生理の貧困」が社会問題になりました。
私は、今年3月の文教委員会で、生理用品が手に入れられないために学習機会を奪われる子どもたちを出さないように、トイレで無償配布することを提案しました。「保健室にもらいにくるのをためらって、休んでいる生徒がいるかもしれない」という先生方の声も紹介して訴えたところ、都教育委員会は「何ができるか検討していく」と答弁しました。
みんなで求めてきた結果、すべての都立高校での9月からの実施にむけて、都立高校のトイレへの生理用品の配備をすすめていくことになりました。
ゆき届いた教育のためにも、感染防止のためにも、少人数学級が必要だという世論が広がり、ついに、小学校全学年を5年かけて35人学級にすることになりました。歓迎とともに「もっと早く」「もっと少人数に」という声も。私は、少人数学級の実現をくり返し訴えてきましたが、さらに前に進めるために力を尽くします。