長時間労働で壊れてしまう人間をうまない社会に

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【西新井在住で長時間労働による精神疾病の療養中 あきらさん】

私はうつ病・PTSD・パニック障害を患い療養中です。療養前はSE・プログラマーとして40日連続勤務かつ3カ月100時間前後と最終月は120時間以上の時間外労働を強いられてきました。結果、心身に異常をきたし精神障害と診断され現在に至ります。

過労死は日本特有で他国の辞書においてkaroshiと載るほどです。主に長時間労働が原因で脳梗塞、心筋梗塞、精神疾患による自殺等が過労死とされています。厚生労働省の指針「脳・心臓疾患の労災認定」過労死ラインが1カ月間に100時間、2か月間ないし6か月間にわたって1カ月あたりおおむね80時間を超える時間外労働としています。精神障害を発症する可能性もあります。精神障害による自殺はかなり多いです。再発率も非常に高く元の生活に戻ることは困難で、治るまで長期間かかる傾向にあります。

この過労死ラインをこえた時間外労働をこなしている方もたくさんいるかと思います。私もそれまで納期前や年度末はこのラインを超えて働いていました。ただ考えてみて下さい。厚生労働省の指針は医学的見地からみて危険とし、実際に労災と認めているのです。運悪く労災・過労死になった方がいるのではなく、いつ労災・過労死がふりかかってきてもおかしくないのです。個人差はありますが、むしろたまたま心身に異常をきたしてこなかったと考えるべきです。

昨年末から電通の高橋まつりさんの過労自殺がとりあげられたにもかかわらず、逆行する働き方改革が進められようとしています。時間外労働を1カ月100時間未満に規制することを含む抜け道を、感じざるをえない内容です。なぜ100時間未満なのでしょうか。労災認定指針に抵触するのに100時間未満と定めることは理解に苦しみます。

斉藤まりこさんは日本企業、外国の現地法人、外資系企業で勤務した経験にてらして、日本の労働環境・状況に疑問をいだき、長時間労働をなくして普通に暮らせる社会の実現を訴えています。私のような長時間労働の果てに、ふちのかけた茶碗のように壊れてしまう人間がでないように労働者に優しい都政に変えてほしいです。政治家になることが目標ではなく、実現したい社会をつくるために手段として政治家を選んだ斉藤まりこさんこそ、都議にふさわしい方です。