介護職員の過酷な労働条件・低賃金を変えて

【介護福祉士 福 和門さん】

私は都内の特別養護老人ホームで介護職として働いています。毎日50人弱の利用者さんの介護を夜勤の際は2人で行っています。毎日ヘトヘトになりながら働いていますが、介護職は低賃金で人手不足が深刻な問題となっています。
人手が足りていないので自分の希望通りに休むこともできません。職員がいないために、ご利用者の受け入れをストップせざるおえない介護事業所もあります。要支援の方は切り捨てられ、生活援助などの在宅サ-ビスや車椅子などの福祉用具貸与などの自己負担増も提案されています。高齢者の生活と命が守れなくなっています。私は安心・安全の介護が行え、誰もが自分らしく生きていける介護制度を望みます。
斉藤まりこさんは介護の現場も視察し、私たち介護職員との懇談会でも話を真剣に聞いてくれました。ぜひ、都議会に行ってもらって介護の現場の声を都議会に届け、東京から変えていってほしいと思います。