今週は地元の小学校と、都立高校・全日制、チャレンジスクール、夜間定時制高校、特別支援学校・高等部と、区内の学校の入学式に参加してきました😊 それぞれの学校で、新入生たちの新たな門出の初々しい姿と、見守る保護者さん、先生方の姿に、ジーンんと心温まる思いでした。
17時から始まった都立足立高校・夜間定時制の入学式では、新入生代表の生徒の言葉に胸を打たれました。
「小中学校にまともに通えなかった私に寄り添ってくれた大人がいました。夜間中学を出た私に高校卒業という目標を与えてくられました。支えてくれた両親や先生たちに、高校卒業という恩返しをしたい。」
つまづいてもがんばって、確かな力を得たような強さを感じる新入生の言葉でした。
在校生からのお祝いの言葉もありました。
「新入生の皆さんは不安を感じているかもしれません。失敗することもあるかもしれません。だけど失敗しても大丈夫。この学校の先生たちはみんなに寄り添ってくれるから。心配があれば、先生や先輩たちに相談してみてください。」
緊張や不安を抱える新入生を気遣う、優しく心強い上級生からの言葉。
困難なことがあっても向き合い、乗り越える子どもたち。
そして、その思いに寄り添う先生たち。
こうした子どもたち、そして先生との心が通い合う、夜間定時制のような貴重な教育現場を、子どもたちから奪ってはいけない、なくしてはいけないと、強く思う入学式でした。
大人の手で守っていかなくてはいけない。
多くの人に呼びかけていきたいです。

