小河内ダムと水力発電の見学☆

今日(1月31日)は奥多摩の小河内ダムと水力発電の視察に行ってきました!

東京都では昭和32年から、多摩川の流水を活用して発電した電気を供給する電気事業を行っています。所管は交通局。水力発電だし、水道局ではないの?と思う方が多いかもしれないですが、交通局です(^-^)。いまの交通局の前身の東京市電気局が、明治の頃から発電事業と電車事業を行っていたことから続いているそうです。

小河内ダムのすぐ下の多摩川第一発電所と白丸発電所、そして御嶽駅に近い多摩川第三発電所で、最大出力の合計は36,500キロワット、1年間の発電電力量は一般家庭のおよそ35,000世帯分の使用量に相当します。以前は東電に売電していましたが、電力自由化の平成25から新電力に供給することで収支も好調とのことです(都政改革本部で報告あり)。発電はあくまでも水の需要に応じて行っています。ダムを所管する水道局と連携を取りながら、災害時の流域の安全や、必要な水の供給に合わせて行う極めて公共性の高い事業だなと感じました☆

参加者はとや英津子都議と、事務局女子2人と私で、女子旅・社会見学のようでしたが、ふだんはなかなか見ることができない発電所やダムの内部を見ることができて、勉強になりました(^-^) この水力発電事業のコンセッションや民間譲渡も検討されていますが、都議団・公営企業女子チーム(女子しかいない)、しっかり考えていきますよ~!