3月2日におこなわれた都議会の一般質問。日本共産党からは原のり子都議と原田あきら都議が質疑に立ちました☆
多摩地域の医療格差や都市農業の問題を、実態を示しながら訴える原さんの質疑には、ヤジで騒がしかった議場も静まりかえって、知事も原さんに体を向けて真剣に聞いている様子でした。NICUの増設や医師確保の対策の強化を求めた原都議の質問に対して、知事は「多摩地域の周産期医療体制を充実させていく」と応えました!
原田あきら都議は、都市型水害の対策と建設現場の労働者の処遇改善について質疑しました。2005年に起きた集中豪雨によって大きな被害をうけた杉並区で駆け出しの区議だったときの思いなど、ふだん執務室ではふざけてばかりの(笑)原田都議の、議員としての原点が垣間見られた質疑でした。水害対策に対する補助制度の拡充を求めた原田都議に対して、都は「補助対象要件を緩和して、区市町村の取り組みをいっそう支援していく」と応えました。
さらに原田都議は、築地市場の豊洲移転の問題で、盛り土がなかったことに関して、東京都が環境アセス条例の違反をしていたことを追及しました。知事はアセス違反を認めましたが、同条例に則して知事が違反の事実があったこととその事業者名(東京都)を公表しなかったことについては、「必要性に乏しいと判断した」と、責任逃れの答弁でした。
それぞれに個性が光った一般質問。そして、しっかり追及し、前進を引き出した質問に、それこそ駆け出しの都議の私は本当に感激しました。都議団のチームの力は本当にすごい!!そして、実態や要求、専門的な知恵を寄せてくれる都民の皆さんに支えられているんだと実感しています(^-^)!