5月21日、北千住にて、慶應義塾大学の経済学部教授の大西広先生の講演と対談に参加してきました!今回は日経新聞にもチラシを入れ、見てくださった方からの参加もあって、とてもうれしかったです。
安倍政権発足から大宣伝がされてきたアベノミクスですが、結局この5年間で私たちの実質賃金は下がり続けています。得をしたのは、労働をしていなくても、株を保有して濡れ手で粟のように儲けてきた資本家だけ。「皆さんは労働者です。労働者と資本家の利益は違うんです。」というお話から始まった大西先生のお話は、ポイントがとてもわかりやすかったです。いまの政府の「働き方改革」の問題や原発の問題を切り口に、いまの経済が、一般労働者とは利益が対立する資本家(財界・大企業の経営層)の利益を代弁するものになっていることを大西先生が指摘しました。
私からも、経済が国民のためのものになっていないと感じてきた「ロストゼネレーション」と言われた世代としての体感などについてお話しました。そして、誰のための経済か、というポイントから見た築地市場の豊洲移転問題(なんのために移転が進められてきたのか)、小池都知事が掲げる金融都市構想(金融業界の法人税減税!)についてお話をしました。
いま「都民ファースト」がさけばれている都政。では今までは誰をファーストとした政治だったのか。それを推進してきたのは誰だったのか(自民党と公明党!)。先生の提起もそのとおり!でした。会場からの質問もたくさん出て、活発な会となりました。
対談の動画はこちら(対談スタートは42分頃から)。ぜひご覧下さい☆
https://www.youtube.com/watch?v=8_t51oxaAfQ