今までの傍聴でも見たことがないような、すごいドラマを見ているような感覚でした。
自民、共産、民進、維新で「築地市場の豊洲移転問題に関する特別委員会」の設置を共同提案しました。知事が発表した移転案について、議会にはまだ報告もありません。決定の経緯を示す議事録もないような密室で決められたものは、集中的に、丁寧に話し合う場が必要ではないでしょうか。
全国から注目を集め、都議選の大争点になった築地市場の豊洲移転問題。「無害化すること」を付帯決議にして都民と約束してきたのに、それを反古にしてまで移転をする、重大な選択を知事は都民に突き付けています。
特別委員会の設置に反対討論をおこなった都民ファの方は、私も民主党の議員として見慣れてきた方。公明党も反対討論に立ちましたが、自民党から大きなヤジ。コロコロと立場を変えて、今までとは矛盾することを言ってのける方々…。
政治を変えたい!という思いで、都民ファに集ったフレッシュな議員さんたちは、納得ができているのだろうかと疑問でなりませんでした。第1会派となった都民ファの皆さんの議席が、モノを申さず、ただ知事に付き従うためのコマになってしまわないように願うばかりです。