今日(8月9日)は東京土建の皆さんの集会に、とくとめ道信都議(板橋区)、尾崎あやこ都議(北多摩1区)と一緒に参加。それぞれの選挙区での戦いや、新しく始まった都議会でのこと、総選挙に向けての決意などをお話しました。
私はとくに、新国立競技場の工事現場で現場監督を任されていた23歳の若い男性が過労自殺に追い込まれていた事件のことが悔しくてなりません、とお話ししました。
都議選本番の少し前、足立区の都議候補は皆、土建組合のみなさんから、オリンピック・パラリンピックの施設工事での労働環境の改善について要望を受けていました。先進国のオリンピックにふさわしく、工期の適正管理や、働きやすい環境など、世界のモデルになるようにしてほしい、と。
でも、すでに、長時間労働の末に過労自殺に追い込まれた事件が起きていたなんて…。いま現場では、次は自分か、と恐れる声が上がっていること報じられています。
日本共産党都議団は先週、オリンピック・パラリンピックの都立施設建設に関わる労働環境の適正管理についての申し入れを都知事あてにおこないました。長時間労働の禁止を明記したIOCの「持続可能性に配慮した調達コード」を周知徹底していかなければなりません。
いま新国立競技場の現場の門前では、早朝の6時から、東京土建の皆さんが、長時間労働の是正を求めるアピールをおこなっています。私も皆さんとともに、過労死や過労自殺をなくすために頑張る決意です!