私の大切な子育て仲間の斉藤まりこさんを、再び都政に送り出したい。そんな思いをお話しさせていただきます。
私には、小学4年生と中学1年生の子どもがいます。いまから6年前、上の子が小学校に入学したときに、驚いたことがあるんです。それは、小規模校で教室が余っているのに、教室の中の人数はベビーブーム世代の私が通っていた小学校と同じだったことです。少子化がすすむなかで当然、子どもの教育は手厚くなっているんだろうと思い込んでいたんです。そのギャップが激しすぎて、とてもショックを受けたのを覚えています。
クラスの中は国際色豊かで、家計の経済的格差もあり、さまざまな価値観をもった子どもが一緒に過ごしていました。子どもたちの多様化に加えて、先生たちの多忙化がかさなって、クラスはしだいに荒れていきました。そういったクラスの状況をみて、やっぱり少人数学級は早急に実現しなければと、署名活動にとりくんできました。
40年ぶりに、ようやく今年4月から、40人学級から35人学級に改善されることになりましたが、「とても長くかかったわりには、たった5人の縮小か」というのが私の正直な感想です。コロナで分散登校が実施されて、先生、子どもも一時的に少人数学級を体験したことが、その後押しとなったのはもちろんですが、少人数学級実現のためにずっと運動をつづけてきた日本共産党に議席なくして、これは実現しなかったと思います。
先日、都議会では子ども基本条例が全会一致で可決されました。国連憲章や子どもの権利条約にもとづいたものです。この条例を骨抜きにしないためにも、斉藤まりこさんの議席は守らなければいけないと思っています。
子育てをしながら、都政の改善に尽力してくれている斉藤まりこさんを、ずっと見てきました。安心、安全な東京都を子どもに残すためにも、斉藤まりこさんをここ足立区から必ず押し上げたいと思います。
※2021年4月10日の演説会でのお話から