終戦記念日の演説

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(8月15日のFacebookより)

終戦記念日の今日、区内の3つの駅でご挨拶と訴えをさせていだだきました☆

あの戦争が終結して今日で71年を迎えました。戦争によって犠牲になられた内外の方たちに心からの哀悼の意を表します。

今日は、6歳の男の子を育てる母親として、この終戦記念日に初めての訴えとなりました。

2016終戦記念演説(北千住)

以下はその演説内容です。

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みなさんはあの71年前の戦争をどのように感じていらっしゃるでしょうか?

毎年この季節になると、戦争のことを忘れてはいけない、とテレビでも多くの特別番組が放送されます。

71年前、この東京にも大空襲があって、一夜にして10万人もの人が焼夷弾の炎の中で命を落としました。戦争の実態に目を向けた多くの方が、このような悲惨なことは二度と起こしてはいけないと、胸に刻んでいるのではないでしょうか。

しかし、その戦争を、日本がまた始めてしまうかもしれないと危機を感じていらっしゃる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

政府は昨年、日本の自衛隊が日本の防衛とは関係のない戦争でも、アメリカと一緒に戦争ができるようにしてしまった安保関連法を、審議もさせないような乱暴なやり方で決めてしまいました。

今年の3月にはこの法律が施行されて、
今、内戦状態のアフリカの南スーダンに派遣されている自衛隊員が、この11月にも武力行使の任務を開始しようとしています。

しかし、皆さん、この南スーダンから、私たち日本は攻撃など一切受けていません。まさに日本から乗り込んで、武器の使用をする、その戦争の始まりが目前に迫っています。

ふたたび日本から悲しみや憎しみの連鎖を作り出せば、今度はこの東京がテロの対象になる可能性が高まります。

あの71年前の戦争を思い起こすとき、どこかそれは遠い昔の話で、あんなことになることは二度とないだろうという思いが無意識の中にもあるかもしれません。

しかし、あれほど大きな戦争も、始まりは小さな火種からでした。一度始まってしまうと止められなくなるのが戦争です。

私はある戦争体験者の方からお話を伺いました。「あの当時も誰も、こんなに大変な戦争になるとは思っていなかった。一度始まると、勝つことしか願わなくなっていった。」

だからこそ、私はいま、みんなの力で政府の暴走を止めなくてはいけないと思います。昨年の夏からは全国で多くの*お母さんたちも立ち上がり、「だれのこどもも殺させない」を合言葉に、政治にたいして働きかけをしています。

忘れてはいけない、二度と戦争を起こしてはいけない、訴えつづけられて、いま、71年目に生きている私たちは、まさにこのことを実行できるか、守りぬくことができるか、試されているんだと思います。

あの悲惨な戦争を経て生まれた平和憲法、日本国憲法には、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」との決意が謳われています。

私はこの立場に立って、憲法9条を世界に発信していくことこそが、平和な国際社会を発展させていく道だと思います。

しかしこのことは国民みんなで行動しなければ、守れないものです。憲法9条の改悪をはじめ、私たちの基本的人権を制限しようと狙っている自民党の改憲を許すことはできません。

それを止めることができるのは、ここにいらっしゃる皆さん方です。あの戦時中も、どんなに弾圧を受けても、戦争はいけない、と訴えつづけてきたのが、日本共産党の先輩方です。私自身もこどもたちの未来を守るために、日本共産党の一員となって闘うことを決意しました。

みんなで力を合わせて、戦争参加への道をゆるさない、平和な未来をご一緒につくるために、ともにがんばりましょう!

2016終戦記念演説(綾瀬)