戦争について考える☆

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73回目の終戦記念日の今日、北千住駅、綾瀬駅、竹ノ塚駅、西新井駅と回り、演説を行ないました。暑い1日でしたが、多くの方々にあつまっていただきました。以下は私の演説の内容です。

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<今と同じように、あんな戦争になるとは思っていなかった多くの日本人>
皆さん、アジアで2100万人以上、日本でも310万人の犠牲者を生み出した太平洋戦争の終結から今日で73回目の終戦記念日になります。皆さんはあの戦争のことをどのように思っていますか。ここにいらっしゃるほとんどの方が戦後生れ、あの戦争はもう遠い過去のことと感じている方もいるかもしれません。時代は進化していて、もうあのような悲惨な戦争は起こるはずがないと考えている方も多いかもしれません。

しかし、実はあの時代を生きていた日本の皆さんも、そのほとんどが今の私たちと同じように、あんな戦争になるなんて、思いもしていなかったんです。私は市民運動などを通して、今年の4月に亡くなったアニメ映画監督の高畑勲さん、そしてこの足立区でご健在の小説家の早乙女勝元さんとお話する機会を何度かいただきました。お二人とも、あの当時、日本が異国で起こしていた武力衝突、すなわち戦争が、本土まで広がって、自分たちの頭の上に爆弾が落ちてくるとまでは思っていなかったとお話しています。

<最初の武力行使の瀬戸際に立っている私たち>
いま、安倍首相が、再びこの国を戦争する国に変えようとしています。憲法9条の不戦の誓いをなくそうと、この秋の臨時国会にも憲法改悪案を提出しようとしています。私は武力でまともに国際紛争を解決できるとは思いません。あの戦争も中国で日本が起こした武力衝突が始まっています。一度武力を使えば、悲しみと憎しみの連鎖が広がって、おろかな戦争を止めることができない。まさにそのことが、先の戦争の教訓ではないでしょうか。いままさに、その最初の武力行使の瀬戸際に私たちは立たされています。

<野党外交でも対話と平和を呼びかけている日本共産党>
先程、私は、あの戦争のとき、ほとんどの人があんなひどい結果になるとは思ってはいなかったと言いました。しかしその中で、日本の侵略戦争の間違いを訴え続けていた人たちがいます。この戦争はおかしい、主権は天皇ではなく、国民にあるんだ、と訴えていた政党がありました。それが日本共産党です。当時は非国民、アカなどと言われていた人たちが、反戦平和と民主主義という今ではごく当たり前のことを訴えていました。

そのことは今の政治と国際情勢にもつながっています。4月には朝鮮半島の南北首脳会談が実現し、北朝鮮の非核化と、東アジアの平和構築への道が開かれました。いまその非核化を危ぶむ声もありますが、私たちはが行うべきことは、この道が実現するように後押しをしていくことではないでしょうか。

ほとんど報道がされないので、ご存じない方が多いかもしれませんが、日本共産党は日本の政党として、しっかりと野党外交をしています。昨年から緊張が続いた米朝関係に対しても、対話によって解決していくことを関係各国に提言しています。直近では、昨年の8月、今年の2月、そして4月の南北会談の直前にも、北朝鮮の非核化と東アジアの平和の構築を一体的に進めるべきだと、具体的に、関係各国に提言をしています。そしてその提言と同じ中身で対話がはじまりました。

一方で、安倍政権は、ピョンチャンオリンピックの直前の融和ムードのなかでも圧力一辺倒、そしていまだに対話の中に主体的に入れない状況、まさに外交能力のない政権だと言わなければなりません。

<みんなの力で☆>
安倍政権はこれまで、モリカケ問題で、政治を私物化し、ウソをついて行政をゆがめるひどい政治をつづけながら、どうせ国民は関心がないだろうと、タカをくくって開きなおっています。

その間に憲法9条まで変えて、当たり前の国民の平和を壊してしまおうとしています。それを止めるためには、政治家が訴えているだけではどうにもなりません。皆さんお一人お一人の力が必要です。この国のあり方を決めているのは皆さん方の力です。

小さな取りくみでも構いません。たとえば改憲を許さない3000万人署名にご協力をいただくこと、選挙で改憲を許さない野党共闘にご協力をいただくこと、そうした力で、皆さんご一緒に、戦争のない未来をつくっていこうではありませんか(^-^)!