だれのこどももころさせない

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母の日の5月14日、待望の絵本が届きました。

  

安保関連法に反対するママの会の言葉(コール)に、絵本作家の浜田桂子さんの美しい絵が重ねられ、自然とこどもたちの未来への思いが込み上げてきます。2年前の7月にママたちみんなで渋谷を歩いたときのことを思い出しました。それからもたゆまず、命を守りたい、共通の願いのもとに集まって、取り組みを続けている全国のママたちに本当に励まされます。

 私自身は市民運動の立場から、政治の現場へとうって出る立場へと変わりましたが、「だれのこどももころさせない」思いは命を育む母として、自分の政治姿勢の原点でもあります。

「戦場で殺しあいをさせられるのは、だれかの子どもと、だれかの子ども」「わたしたちと世界がつながりさえすれば、日々の暮らしのなかから、戦争を止めることができるのです」

ママの会の発起人の西郷南海子さんの言葉が胸に響きます。

 命をうみ、育てる母は、だれだって、我が子の命を守りたい。それは、パパもおじいちゃんおばあちゃんもきっとおなじ。だからこそ、みんなでつながって、みんなで止める必要がある。武力行使では平和はうみだされない。最初の一撃は、そのあとに続くだろう憎しみの連鎖につながる、破滅的な一撃になってしまう。だからこそ、いま止めなければ。世界が羨望する「憲法9条」を、亡きものにしようとする政府の手から守らなければ。

 昨日は区内で開かれた2つの平和のつどいを含めて、イベントを駆け回り、10冊まとめ買いをしたこの絵本もあっという間になくなりました(^-^)!また注文せねば。

  

千住9条の会の記念パーティーでは、小森陽一先生のお話聞くことができました。戦争時代からの問いを発信していた夏目漱石の世界について、あらためて知ることができました。

平和をつくるのは大人の責任。ママたちは日々、子育てや仕事に忙しく、新聞など読む時間もなかなか取れないのが実状だと思います。だけど、いま、私たちは、日本の国のあり方が大きく揺らぐ、歴史の重要な分岐点に生きていることを感じて、こどもたちと一緒に平和への取り組みを、日常生活の中に取り入れてみる、そんな小さな一歩がたくさん広がるといいな、と母の日に思いました。