保育施設での死亡事故 政治にも責任!

10月3日、都内の認可外保育所でまた、6ヶ月の小さなあかちゃんの命が亡くなってしまいました。いったい何人のあかちゃんの命が犠牲になれば、東京都は前に動くのでしょう。

保育事故について、日本共産党は6月の一般質問で知事を追及し、私も認可外保育所の低すぎる保育士の配置基準について文書質問で質したばかりです。東京都の権限行使と、基準の向上について、何度も忠告しているにも関わらず、まともな対策がとられない。死亡事故が繰り返されている状況に、本当に怒りの思いでいっぱいです。亡くなった6ヶ月の男の子と、その親御さんのことを思うと、胸が苦しいです。

死亡事故を起こした練馬区の認可外保育所に対して、東京都は昨年9月と今年1月の2回にわたって、昼寝中の乳幼児突然死症候群(SIDS)の防止などの助言や指導をしていたといいます。ところが事故当日は、30分以上も寝ているあかちゃんたちから目を離していました。

いまの認可外保育所の現状では、保育士の配置「基準」を守っていても、こどもの命を守るために十分な体制にはなっていないのではないでしょうか。認可外保育所、そして基準が大幅に緩められている企業主導型保育所を多く抱えている東京都の責任は大きい。いまこそ、都独自に基準の向上を!そして国もです!!

練馬の認可外保育で乳児死亡、窒息か 都は「突然死防止」2回指導していた