【2021年9月13日】
台東区で食料支援や無料の医療相談を行なっている「あじいる」の皆さんと、つくろいファンド、ビッグイシュー基金の方々から、路上生活者の方々の状況について、お話を伺いました。
台東区の秋間区議さんと伊藤のぶ子区議さんにお声がけをいただき、大切な聞き取りをさせていただきました。
路上やネットカフェを利用している方々が発熱・発症した場合、また、陽性とわかった場合の宿泊療養施設など、なんの保障もなく、支援団体の方々の助けがなければ、そのまま路上に戻されてしまう、深刻な実態があります。
発熱しても保険証がなければ全額自費で診察をうけなければならない。お金がなければ、受診できない。検査もできない。
さらに、軽症と診断されたり、入院先がなければ、「自宅療養」と言われるだけで、路上やネットカフェに戻される。。
極めて人道的な問題があると実感しました。
東京都として、こうした方々の治療と療養、生活支援を保障していく必要があります!
また、お風呂やキッチン、お手洗いも共同の簡易宿泊所やネットカフェでの対策も急がれます。台東区の簡易宿泊所で暮らしていても、他区の生活保護を受けている方も多く、都として広域的な連携も必要です。
早急に改善ができるようにがんばります!!