足立たすけあい村に参加 女性によりそう公的支援を!

週末は、市民連合あだちや区内の民主団体の方々が主催した「足立たすけあい村」に、相談員として参加しました☆

午前中の準備の時間帯には大雨が降り、午後から大丈夫だろうかと不安でしたが、開始時刻の13時にはすっかり雨が上がりました。ボランティアのみなさんも、晴れ晴れとした表情をされていました😊

ボランティアの方々は1か月以上前から、物資調達の準備をされていて、本当に頭の下がる思いです。みんなが困っているときに「放っておけない!」と行動に出る皆さんの尊い力に、感謝の思いでいっぱいです。

私は今回も相談員として、参加させていただきました。他にも、日本共産党の北川ひでかず区議、西の原えみこ区議、ぬかが和子区議、立憲民主党のおぐら修平区議、弁護士の方々もいました。衆院東京13区予定候補の沢田しんごさんや、立憲民主党から都議選に出られる和田愛子さんも、お手伝いや現場の声を聞きにきていました☆

チラシやネットでのお知らせを見てきたという方々のほかにも、通りすがりで立ち寄っていかれる方も多くいました。

 

私は女性や家族連れの方々にお話をうかがいました。

★二人のお子さん連れのお母さんは、「こういう支援があると助かる」と言ってくれながら、「一番大変だったのは、小学校も休校、保育園も休園になったときだった」と言います。姉妹が外に出ていくことができずに窮屈な思いをさせた、1日3食の食事をつくるのもの大変だった、と振り返っていました。

「学校が再開になっても行事がなくなってお姉ちゃんがつらそうだった。保育園に通う妹も、通常の運動会ではなくなってしまい、いつもやれていることができなくなった。今の子どもたちはかわいそうだ」と話してくれました。

ご自身は、休校中は仕事を休んで対応したとのことで、お給料の何割かはもらうことができたけど、食費や光熱費も上がって心配になったとのことでした。

 

★あるご年配の女性は「仕事をしていたけれど、収入は生活するには十分ではなく、昨年4月から生活保護を受けて足りない分を補ってきた」ということです。しかし、12月からは仕事もなくなって不安だと言います。光熱費が払えなくなるのではないかとの心配があるというので、引き続き相談に乗っていくことになりました。

 

★中学3年生になるお子さんを持つお母さんのお話も切実でした。

今のコロナの感染状況で「娘さんが今年、修学旅行に行けるのか心配」ということでした。修学旅行に向けて、約6万円の費用を学校にすでに積み立てているけど、学校からはキャンセルになった場合のキャンセル料の一覧が送られてきたとのことです。緊急事態宣言が解かれても、学校ではまだキャンセル含みでの修学旅行の計画になっていて、子どもたちだけ我慢させられるのはかわいそうだし、キャンセル料が取られることは家計にとっても打撃だと言います。もっともです😣 個人の責任ではないのだから、キャンセル料は取らないか、公費負担をしてほしいと訴えがありました。

 

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お話をしてくれた女性の方々は最後には涙目になっていたことが印象的でした。話を聞いてくれてありがとう、よかった、と言ってくれた方もいます。それだけ、張り詰めた状況のなかでがんばっているんだなと、私も胸が詰まる思いでした。

なお、支援物資には段ボールいっぱいの生理用品もあったそうですが、あっという間になくなっていました。

声をあげにくい女性の思いにもっともっと寄り添う支援が必要だと実感する活動になりました。